片手取りの入り身や小手返しのときに使える結びの軌道を教えてもらった。
まず、受けにゼロエネルギーで握られた場合、重みで押して反射エネルギーを生ませる。
足幅、開き過ぎない。
体重をのせない。
脚と腰を使って手首を丹田に引き寄せる。
動きに抑揚つけないこと。一定の速度で円を描くように動かす。
自分の腕がゼロエネルギーなら相手もゼロなのだから、掴まれた手首は簡単に外れるはず。手刀で切ろうとしない。手刀はお飾りみたいなもの。
あと、今日は点の重みの強さを理解した。
相手の手のひらの上に手を乗せて結びの練習しながら隅落としするとき、指3本乗せたときと、一本のときでは、まるで違う重みにビックリ。
水流の原理に似てると思った。
水流が太いと圧力が分散されるけど、少量の水を水圧をあげて流すと石も切れる程の威力になる。
結びで繋がるエネルギーも似ていて、指一本に集中させると、威力が増す。
指一本に集中した重みの導線に、受けの反射エネルギーが集まることで受けのエネルギーがブーメランになって受けが崩れる。
結びと重みにplus太さがあることを体感しながら気づかせてもらえた日になった。