合気道を始めたにゃん♪-aikido-

お稽古メモを中心に合気道と武道の思ったことなど、女性目線の合気道はてなブログ

加齢は有利!ペットボトルの蓋を開けるのも合気道

最近、ペットボトルの蓋を開けるのが苦手。

 
手首の力が入らないのか、ペットボトルの蓋が固いのか、なんて言い訳したいところだけど、本当は年のせいで手の油分が減ってるからなんだろうなぁと薄々思ってる。(・_・;
 
でもそしたら先輩に、そんな姿勢で開けようとするから開けられないんだよ。
ちゃんとお腹の中心線とペットボトルを合わせてお腹の重みで開けないとって。
 
確かに身体の真ん前じゃなくて90度近く横の位置で開けようとしてた。
それじゃあ力が入るわけないよね。(*´・ω・`*) 

 

前にもオリーブの塩漬け食べるとき、オリーブがコロコロしちゃって楊枝がうまくさせなかったときも、オリーブの中心線を狙って大地に垂直になるよう真っ直ぐ下に降ろさないとって言われたの思いだして、合気道って本当に物理学だよなぁと思った。
 
そういえば、年配の高段者には若いときに柔道やってた人が多いみたいなんだけど、合気道って、柔道やスポーツで力が強かった人が始めると、力を抜けと言われても、長年のクセで力技になって力勝負になるとか。
 
だから入門したころは力で強くできるみたいなんだけど、それじゃあ年を取る程、不利になる。
 
それで自分より若くて力が強い人と組んだ時、もう力では敵わないと感じたころに初めて力を抜いた本当の合気道に向かうのかもしれない…なんて今回のペットボトルの出来事に置き換えたら、そんな風に思った。
 
 
私も、昔はペットボトルの蓋なんてどの角度でも開けられたのになぁ…、でも手の油分が減ったなら力を使わない方々を考える。
 
でもこれってもしかして、加齢の特権じゃない?( ´艸`)
 
若くて力でなんとかなるなら、物理法則なんかわざわざ考えなくていいのに、レバレッジ効かして何とかしようと企むのも若さにはない特権かもしれない( ´艸`)
 
 
だから、困ったときの合気道
 
熟年こそ合気道だと思った。