昔は、袴ってダサいと思っていた。
汚くて、臭そうとか…、時代劇の貧乏侍のイメージが刷り込まれてたのかな??
だから、合気道はしたいけど袴は履きたくないなぁとかも思ってた。
そんな気持ちが残ってたまま合気道を始めたから、袴ってかっこいいよね、って言う人の方が一般的で、袴がはけるようになりたくて合気道を始めたという人が居たときは、青天の霹靂というか、私の見方がマイノリティーだったことに衝撃を受けたというか。
でも、面白いもので、袴は有段者しか履いてはいけないもの、袴は膝の動きを敵に読み取られないため、など袴を履く意味や理由を知ってから急に袴を見る見方が、かっこいいと思うように180度変わってしまった。
なんて単純な思考回路なんだ自分。www
でもって、女性は3級から袴着用OKらしいんですけど、結局私は男性と同じ初段取るまでは履かないことにしました。
意味や理由を知ったら、袴の価値がぐんと上がってしまって、ダサいから履きたくないと思っていたのが、かっこいいから、中身が袴に相応しくなるまで履きたくないに変化してしまいました。
だって、段を取ったときに袴を履けたら感動もひとしおでしょう?
そんな楽しみ方がしたいから、結局3級取っても袴は買いませんでした。
しかし、履きたくない気持ちは同じなのに、動機は正反対になってしまった自分にもビックリだけど、今の私は明らかに過去と違うパラレルワールドにアクセスしたんだなぁと、袴を通じてしみじみ思っている今日このごろです。